年下のスタッフとかキャストを面接しているときにすごく思う事がある。
僕はその相手の年齢だった時に何をしていて何を考えていたんだろうという事だ。
そしてその対象が面白いのか、あの時の僕とどっちが面白かったのか、というのを凄く考えてしまう。
自分の脳みその中で対決させてしまうのだ。
僕の人生、コミュニティ内で一番最年少が僕というシチュエーションばかりだった。
性格的に先輩と一緒にいた方が楽なタイプだからだ。
逆に年下といたほうが変に気をつかって疲れてしまう事が多い。
とはいえもう一定以上の年齢になって、1年の重みがどんどん軽くなってきて、今は年下の全然喋れる友達とかもできるようになってきた。
人を年齢で判断するなんて良くない事だと思うし、僕が誰かにそういう意味での差別を受けたらふざけるなと絶対に思う。
ただ僕は自分の脳みその中でだけ、どうしても当時の自分と戦わせる癖がある。
出来る事なら、その相手と同い年だった時の自分を召喚したいくらいだ。
そんな事しているからいつまでも幼稚な性格なんだと思う。
ただやってしまうんだから仕方がない。
ちなみに年上の人に対しても、僕は自分がその年齢になった時にどうだろうという妄想をどうしてもしてしまう。
あっこれ超えられないなって人に出会ってしまったときに自分の人生を考えなおす事にしている。
人生を勝ち負けで考えることはいけない事だって分かっている。
でも勝ち負けで考えた方が面白いんだから仕方ない。
いい生き方よりも面白い生き方の方が好きな人って結構いると思う。
そして、そういうやつは、たいていバカな男だ。
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