風俗をやってると女の子が当日欠勤するなんて日常茶飯事です。
悪い子になると予約があるのに「ちょっと風邪気味で…」「不正出血が…」と何か理由をつけて休みます。
「体調管理も含めて仕事だぞ?」とも当然思うのですが、まぁ風俗って仕事はそういうものなので仕方ないと思ってます。
本当は一人一人にしっかりと向き合って叱らないといけないんでしょうけどね。
叱ったらただただ他の店に移動してしまうだけだったりするので、中々難しい所です。
本当は女の子もお金が欲しいから出勤したい。
でもなんせ体調が悪い気がするのだから、今日は休んだほうがいいかも…。
すると店に
「今日体調悪いんです…休んだ方がいいですよね?」みたいな文章が来たりします。
要するに店に決めてほしい訳です。
悪いのは私じゃない。店だと。
風俗嬢って個人事業主です。
店が女の子を雇っている訳ではないです。店が女の子に仕事を振っているんです。
個人のWEBデザイナーとかと一緒です。
WEBデザイナーが風邪で期日までに間に合いませんでした、なんていったら相当な売れっ子とかじゃない限り、ただただ次の仕事もらえなくなるだけです。
怒られもしないですね。
しかし風俗は怒られるどころか店に心配してもらえます!
「○○ちゃん大丈夫ー?心配だなぁ…病院いった?とりあえず安静にして来れそうだったら来てー!」みたいな言葉をもらえたりしちゃうわけです。
なんか女性を甘やかして男性が実権を握る国家レベルでの陰謀なんじゃないかなとか妄想したりします。
こんな文章を書いてますが、別に僕はそういった仕事のスタイルを否定する気はさらさらありません。
そういうものです。
僕を含め内勤スタッフにもだらしない人間は沢山います。お互い様ですから。
で何が言いたいかというと
「出勤すればなんとかなるさ!!」
って事です。
具合悪いって言ってた子が、仕事にきて、途中でやっぱり無理っていって帰る事って稀です。
仕事っていきたくないなって気持ちってどうしてもあります。
それは風俗だけじゃなくって、どんな仕事だってそうです。
でもどんな仕事も出勤して一定時間が経てばちゃんと終わります。
そこの対価はそこで何があろうともちゃんと貰えます。
エネルギーを「来る」って部分の一点に集中してとりあえず来ちゃえば、後はなんとか頑張っちゃうものですよ。
僕もこうやってブログ書いてて最初何書こうとか思ってても書き始めちゃったら最後まで一気にいきますし。
ちょっと前にNHKの漫勉って番組がやってたんですが、その番組の中で藤田和日郎(うしおととらの作者)さんも同じ様な事いってましたよ。
とりあえず書き始めると。白い紙に一気に書き始めるんですよね。白いまんまの紙をみてると不安になるんだそうです。
そんな超大御所だってそんなもんな訳です。
とりあえず体調とか姿勢とか準備とかいいから始めちゃう。
何もしない連中よりそれだけで前に進めます。
だからキャストの皆様、出勤しましょう!!
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