デリヘルは基本的に嘘つくの前提だと思われてる

新規のお客様は、店の事を信用してはいません。

2回、3回と店を利用してもらって、ちゃんといい子を時間通りに送り届けて、初めて信用してもらえます。

やっと信用してくれたと思っても、一回でもお客様を裏切るようなことをしたら、修復するのに時間がかかります。それほどデリヘルっていうのは悪いイメージが前提としてついてまわります。
その業界のイメージを払拭するのは無理だと思うんです。
世の中の一定数絶対にいる悪い人間が、ほかの業界よりも圧倒的に多い訳ですから。
ただいつも葛藤するのが、到着時間を伝える時です。

うちは歌舞伎町に事務所があるんですが、23区が出張エリアなので、結構離れた所のお客さんも沢山いらっしゃってくれてます。
例えば平日22時に新規の赤羽からのお客様に「何分くらいでつきます?」ときかれたらなんて答えるか。

これが難しいんです。

22時は多少道がすいてきたとはいえ、まだある程度交通量があります。

そして同じ23区内ではありますが、赤羽は北区なので新宿区からは距離がある。当然スピーディーに準備しますが、女の子も店も多少時間は出発するまでにかかります。

そう考えると、「1時間みてもらってもいいですか?」このあたりのセリフがどうしても出てきてしまいます。

こっちだってもっと早く着くかもしれないから「50分でいきます!」とかいってもいいんですけど、すぎる可能性もあるので、余裕をもって1時間っていったとします。

するとお客様から「1時間?長いなぁ、やめておきまーす」とサラッと言われて、間髪入れずに切られる。
そんな事がしょっちゅうあります。
すっごい悔しいんですよね。早い時間を言いたい…でも嘘つきだと思われたくもない。
結果遅くついてクレームになったら、謝るのは現場の女の子だったりしますからね。
そういう意味でもよくないんです。
1時間くらいすぐなんだから断らなくない?ってデリヘル使わない人は思うでしょう。

ただ、最初に話したようにデリヘルって信用されてないんです。
1時間っていった時点で、お客さんの頭の中は、
「1時間って言われたって事は、1時間半くらいだろうな…いや、50分じゃなくて1時間っていう言い方したって事は、2時間くらいかかる可能性もなきにしもあらずだな…」
こんな風に考えてます。
これは、このお客様が、まだデリヘル初心者だった頃に悪いデリヘルを使って、死ぬほど待たされたあげくにブスをひいたトラウマっていうのが影響してるんです。

大抵の、デリヘルをある程度使ってる層の人達は、いわゆる、そういった意味でのデリヘルの洗礼に1回は絶対にあっています。
そのせいでうちみたいな正直だけが取り柄のいたいけな店がそんなひどい目に合うんです。
全くひどい話ですよ。
解決方法はただ一つ。お客様に店も女の子も最高の接客をして信頼を勝ち得る事。
結局つまらない答えですが、ここに尽きるんですよね。


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